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【オリ連作】ハイグレ人狼 -アクション仮面vsハイグレスパイ-【初日・ルール説明】

どうも、香取犬です。
ブログを開設して五年余り。改めて見ると、ブログ右側の関連リンクや月間アーカイブが大層長くなってきました。約一年前からはTwitterのタイムライン表示も始め、かなり情報量が多くなってまいりました。
そんな中、だいぶ下の方に追いやられてしまった累計利用者数のカウンターですが、もう間もなく200000に到達します。
※キリ番取ったら必ずコメントで報告してくださいね!(古
二十万HIT……年間で割ると約四万。記事数で割ると約二千です。
そう、実はブログの総記事数も次の更新で100になるのです(現在公開していない記事もあるので、数えても100にはなりませんが)。
メモリアル的なことをする予定はありませんが、その歴史と期待には応えていかなければなと決意を新たにしているところです。

という感じで引き続きハイグレ人狼、今回は「初日」です。
「人狼の初日って要するに噛まれるだけじゃ――」と思ったそこの経験者、ちょっとネタバレは控えていただかないと困ります。
未経験者の方にはルール説明から始めないと何やってるかさっぱりなんだから、説明回はやむなしなのです。
なるべく理解しやすく、あるいは後から読み直してもルールを見やすくしましたので、少しでもルール理解の一助になれば。

目次
前日譚
・初日(本記事)

ハイグレ人狼 -アクション仮面vsハイグレスパイ-
初日




 瞼が重い。頭の中が霧がかかったようにもやもやとしている。目覚めたのか、夢うつつなのか。宵闇と暁の境目のように全てが曖昧で。
 自分は誰だっけ。ここはどこだっけ。今日はいつだっけ。昨日は何をしてたんだっけ。一昨日は。そのもっと前は。
 心に芽生えた疑問の答えを見つけようと試みるが、思い出せない。自分という皮の内側は、何もかもすっからかんでまっさらだった。
 次に何かを思う前に、私の瞳は鮮烈な光を浴びた。光は眼前の平たい機械から発せられたものだ。椅子に深く腰掛けていた私を包み込むような、そのくらい強く広がりを持った青色の閃光。
 目を灼くほどのそれが収まると、機械――タブレット端末の画面に浮かび上がっていた文字を認めることができた。
『球磨地飛鳥さん。ハイグレ村にようこそ。あなたはアクション仮面です』
 ――くまちあすか。はいぐれむら。あくしょんかめん。
 一つ一つの言葉が脳に染み込んでいくにつれて、私の中で確かな像が結び上がっていくのを感じる。そしてそれがどんなに突拍子もない寓話のような事柄でも、嘘偽りない真実で紛れもない現実であることを、否応なく心に刻み込まれていく。
 まず大事なのは、この世界は宇宙人、ハイグレ魔王に侵略を受けている真っ只中だということ。その圧倒的な力の差に地球人は為す術もなく敗れ去った。侵略が始まって一年余り。反抗勢力も次々に倒され、残る人間は各地に僅かに息を潜めるばかり。
 私は――いや、私たちはそんな生き残りの人間の一団だった。
 ハイグレ魔王軍が扱うハイグレ銃から放たれたハイグレ光線を浴びると、ハイレグ水着を着てハイグレポーズと呼ばれる滑稽な動きをしながら「ハイグレ!」と叫ぶだけのハイグレ人間に生まれ変わる。この荒唐無稽な一文はしかし既にこの地球上の常識だ。それをハイグレ人間は喜び崇め、人間は恥ずかしく恐ろしいものとして忌避する、という認識の違いはあったが。
 奴らに言わせれば未洗脳者である私たちは、幸運にも自分の意志を奪われぬままに恐怖の日々を過ごしていた。だが全ては盛者必衰有為転変、況や私たちの命運をや。
 遂に拠点としていた高校がハイグレ軍に攻め込まれ、逃げ惑う人間たちは絶望の中で最低な末路と最高な始まりを迎えた。私と、数人の同級生のいた教室にも魔の手は忍び寄り、そして――。
「……私、まだ……人間なの?」
 どう考えても、私の中の常識がおかしいと叫んでいる。私たちの籠城していた教室はあれだけの数のパンスト兵とハイグレ人間に雪崩込まれたのだ。ものの数秒と経たず、避けることなどできない密度の怪光線の弾幕に体中を貫かれるに違いない。それなのに、私は未だに三年弱着古したセーラー服とスカートを着ていた。当然制服の下もハイレグ水着などではなく普段の下着だった。ハイグレ人間はハイレグを脱ぐこともなければ、その上に未洗脳者の服を着ることも非常に不快に思うと言う。であれば今の格好に安心感を覚えている私は洗脳を受けていない人間、ということになる。
 しかし、周囲の状況を見るに全くの無事ではないようだ。
 魔王軍がよく用いているカラーリングである、青と黄色が半分ずつのサイケデリックな椅子。それに私は太い金属製のバンドで腰を拘束されて座らされていた。手首は、背面から伸びている手錠のついた蛇腹のホースのようなものに片手ずつ繋がれ、動かすことはできるもののおよそ自由とは言い難い状況。タブレット端末は股の間殻生えた棒に固定されており、しかもご丁寧に足首は外向きにかかとを揃えて縛られているため、必然的に脚はがに股となって大きく開かされている。不快極まりない。
 そもそもこの一辺二メートル足らずの立方体の白い部屋から抜け出す方法はあるのだろうか。背面は椅子のせいで見ることは叶わないけれど。あとはタブレットと、部屋前面を覆う巨大ディスプレイにこれから何が映し出されるのかが問題だ。だがどうにせよ、何事もなく済む希望的観測など一切できなかった。
 そんな予感が間違いではなかったと証明するかのように、突如ディスプレイの電源が点いた。画面いっぱいの大きさの、憎むべきハイグレ魔王の仮面。
「皆さん、おはようございます。ぐっすり眠れましたか?」
 凛とした若い女性の声。聞き覚えは、おそらくない。もちろんあの耳障りなハイグレ魔王の声でもない。
 皆さん、と言うからには私の他にもこの映像を見ている人がいるのだろうか。このような小部屋に囚われている、同じ境遇の人たちが。
 女性は姿を見せないまま言葉を続ける。
「皆さんにはこれから、ゲームに参加していただきます。その名は、『ハイグレ人狼』」
「ハイグレ……人狼……」
 告げられたゲームの名を反芻する。『人狼』とはあの『人狼ゲーム』のことか。それなら以前、部活で何度か遊んだことがあるが。
「ルールを覚えておられない方がいるかもしれませんので、最初から説明いたします」
 もし参加を拒否したところで、既に奴らの手に落ちている現状では即座に洗脳されてしまう末路しかない。何をさせられるにせよとりあえず彼女の言うことに傾聴しておかなくては、と思った。

「ハイグレ人狼は、村に忍び込んだ人狼を処刑するために討論を繰り広げるという設定の人狼ゲームを、ハイグレ人間と未洗脳者の戦いに置き換えたゲームです。
 『あなたたちがひっそりと隠れ住んでいた村にも、ついにハイグレ魔王様の手が伸びてきました。ある朝目が覚めると、一人の村人がハイグレ人間へと洗脳を受けていました。しかしパンスト兵の姿や、大規模な攻撃がやってくることはありませんでした。どうやらハイグレ軍はあなたたちの中にスパイを忍び込ませ、少しずつハイグレ魔王様の手先を増やそうとしているようです。
  村にとって幸いだったのは村人の中には様々な力を持った者がおり、その力を使ってスパイを見つけ出せば全滅を防げるかもしれないということでした。村人たちは議論の末に、スパイの疑いをかけられた者を一日に一人ずつ村から追放していくことにしました。ただの人間が危険な村の外に出れば、たちまちハイグレ光線の餌食にされてしまうでしょう。
 果たして、村の危機を救うことはできるのか、それとも全員がハイグレ人間に生まれ変わってしまうのか……』
 こういった背景のもと、皆さんには皆さんの中に二人紛れ込んだハイグレスパイを見つけていただきます。
 また、今の話に登場した『特別な力』、いわゆる役職についてご説明します。この村の人数構成は、以下のようになっています。

【ハイグレ陣営】 勝利条件:人間陣営の数を残存スパイ数と同数にすれば勝利
・ハイグレスパイ(人狼):2人
 服の下にハイグレを着込んでいる、ハイグレ魔王様の忠実なしもべです。昼には嘘の情報で人間を混乱させ、夜には誰か一人をハイグレ人間に転向させていきます。

【人間陣営】 勝利条件:投票によってハイグレスパイを全員追放すれば勝利
・アナウンサー(占い師):1人
 我が身を省みぬ潜入取材を夜通し敢行することにより、取材対象がハイグレスパイか否かを突き止めることができます。いち早く真実を報道し、人間を救ってください。
・博士(霊能者):1人
 追放者に「ハイグレセンサー」を取り付けておくことで、ハイグレ光線を浴びたことを知ることができます。仮に追放者がスパイだった場合、センサーは反応しないでしょう。
・アクション仮面(狩人):1人
 正義のヒーローとなり、護衛対象に選んでいた一人が襲われそうになった場合にハイグレ洗脳から守ることができます。但し、あなたのことは誰も守ってはくれません。
・人間(村人):6人
 何の能力もない、か弱い一般人です。そんなあなたにできることは、議論を元にスパイが誰かを推理して村を勝利に導くことだけです。

 ゲームは基本的に以下のように進行していきます。
 1:(一日目夜)
   【スパイ】一人の人間を選択し、ハイグレ人間に転向させる。
   【アナ】一人の村人を選択し、その人物がスパイ(●:黒)かそれ以外(○:白)かを知ることができる。
   夜時間の終了時、スパイに選択された人間はハイグレ人間に転向する。
 2:(二日目昼)
   昨夜ハイグレ人間に転向した人物が発表される。
   生存している村人全員で議論を行う。
   役職者は自分の役職や夜時間に得た情報を公開(CO:カミングアウト)してもよい。このとき、嘘の情報をCOしてもよい。
   昼時間の終了時、追放者を決めるための一斉投票を行う。追放された者はハイグレ人間に転向する。
 3:(二日目夜)
   【スパイ】一人の人間を選択し、ハイグレ人間に転向させる。
   【アナ】一人の村人を選択し、その人物がスパイ●かそれ以外○かを知ることができる。
   【博士】直前の昼時間に追放された村人がスパイ●かそれ以外○かを知ることができる。
   【仮面】自分以外の一人の村人を選択し、スパイも同じ村人を転向対象に選んでいた場合、転向を失敗させることができる。
   スパイとアクション仮面の選択対象が同じでなかった場合、夜時間の終了時、スパイに選択された人間はハイグレ人間に転向する。
 4:(三日目以降)
   2~3を繰り返し、ハイグレ陣営または人間陣営が勝利条件を満たすまでゲームを続ける。

 ……ここまでが、ハイグレ人狼の説明になります。
 何か、質問はありますか?」

 長い長い解説を聞いて感じたのは、ワードこそ違っているものの基本的には私の知っている人狼ゲームのルールとは大きな違いはない、ということだ。
 ゲームを遊ぶだけならそれでいいけれど、これから私が参加させられるのはただのゲームじゃない。自分の手首に巻かれた枷をひと目見てから、画面を睨みつけた。
「それじゃあ、質問させて。
 一つ目。私たちプレイヤー自身が洗脳されるのはいつ? 昼時間の処刑やよる時間の襲撃――このゲームで言う追放や転向が決定したタイミング? それとも自分の陣営が敗北したとき?
 二つ目。ゲームが終わった後、私たちのことは解放してくれるの? それを約束してもらえないなら、私たちが真面目にゲームに参加する意味もないと思うのだけど」
 魔王の仮面の向こうから、女性は返事をする。
「一つ目の質問については、前者になります。追放または転向が決定した時点で、あなたたちが座っている洗脳椅子が起動します。即座にハイグレ姿になっていただきますが、洗脳効果は微弱なものです。洗脳椅子による洗脳を受けながら、村の行く末を観戦していてください。
 二つ目についてはご安心ください。ゲームが決着すれば、勝利陣営の方の洗脳椅子の動作は止まります。ただし、それまでに洗脳が完了してしまっていた場合に洗脳を解除する手段はありませんので、ご注意ください。なお、もし敗北してしまった場合、当然ながら魔王様に忠誠を誓うようになるまで洗脳は続きます」
 直感的に、まずい、と思った。だとすると人狼ゲームの戦略は全く違うものになってしまう。
 人狼ゲームでは、確実に村人だと判明している人のことをあえて処刑することがある。それがまかり通っているのは、最終的にその陣営が勝利さえすればゲーム途中で退場したとしても勝利扱いになるからだ。自分が犠牲になることで村の勝利に繋がるなら命すら捧げる――ゲームだからこそできる自己犠牲が、このハイグレ人狼ではほとんど封じられたと言っていい。自分の陣営が勝利したとしても洗脳に屈してしまっては元にすら戻れないのと言うのなら。
 ……私なら嫌だ。
 生存意欲は通常、自分自身が生き残らなければ勝てない人狼側ほど高く持つものだ。犠牲や追放の対象になるのが嫌と言えば言うほど怪しまれる。しかし今回は村人陣営でも生き残りたいと主張するだろうから、生存意欲が高いからといって人狼だと疑いにくくなってしまう。
 一応、私自身のことだけを考えれば少しだけありがたいルールだと思った。なぜなら、私の役職はアクション仮面――狩人だから。自分が生きていれば誰かの護衛に成功し、村人側を有利にする可能性が生まれる。しかし役職をCOしてしまうと、狼にすぐさま狙われてしまう。だからこそ狩人は誰にもバレないように生き続けなければいけない。その動きはどうしても生存意欲が高いように――つまり人狼のように周囲からは見えてしまう。でも全員が、自分が生き残りたいと思っているなら? 私の生存意欲の高さがカモフラージュされるというわけだ。
 ……生き残りたい。ハイグレ人間になんか、なってたまるか。
「ゲーム開始前に、これは人間陣営のあなたたちだけにお教えいたしますが」と、女性はもったいぶった言い回しをして、私の闘志に正当性という名の油を注いだ。「ハイグレ陣営に選ばれた二人は既に、本物のハイグレ洗脳を受けています。つまり文字通り、ハイグレスパイというわけです。あなたたちを転向させるためならばどんな嘘でもつくでしょう。人間のままこのゲームをクリアしたいなら、どうぞお気をつけて」
 ……それなら人間陣営が勝ってしまうことでスパイ陣営の人たちをハイグレ人間にしてしまう、なんて罪悪感は感じなくて済む。
 こんな状況だというのに、私の心の中は不思議なほど落ち着いていた。どうせ、ハイグレ魔王軍に捕まる以前からとっくに奴らの手のひらの上で踊っていただけなのだ。元々一つたりとも逃げ場のない世界にいたからこそ、自らの力で拓ける道があるというだけでも力が湧いてくる。たとえそれが、敵が用意した道であっても。
「ふふふ。あなた方の必死の奮闘を、魔王様もご期待なさっておりますよ。
 とはいえ、そんな無機質な声援を受けて奮起するほど私は単純ではない。あくまでも奴らは憎むべき侵略者。そしてその下僕に成り下がらないように、人間として生き抜くために、抗うと決めただけ。
 やがてディスプレイと、白い部屋の照明が徐々に暗転していく。
「……さて、もうすぐ夜が明けます。無事に朝を迎えられたなら、是非とも憎きハイグレスパイを見つけ出してくださいね」
 周囲は完全に闇に包まれる。もはや目を開いていても閉じていても変わりのない真っ暗な空間。
 今この時にも、ハイグレスパイは舌なめずりをしながら品定めをしているのだ。いわゆる、初日犠牲者を選ぶために。ここでやられたプレイヤーは、抵抗することも議論に参加することもできずにリタイアすることになる。だから通常は全員が少なくとも一日以上はゲームに参加できるように、「初日犠牲者がいた」ということにしてゲームを開始するのだが――そんな慈悲の心を主催者は持っていないようだった。
 しかもこれは「役欠け」ありのルール、ということか。先程の説明では明言されていなかったが、要するに私のような役職持ちであっても関係なく初日犠牲者候補になるのだろう――いくらなんでも、スパイ側が村人側の役職者が誰かを教えてもらっているなどというインチキはないだろうが――。役職が欠けるとその能力が使えず不利になる、という単純な話では済まない。その役職のCO者が一人だったとしても、人狼側の乗っ取りを最初から疑わなければいけない。そして何より、
 ……初日犠牲者は私かもしれない。
 生殺与奪の権利が得体の知れない誰かに握られている恐怖。今にもあの恥ずかしいハイレグ水着を着せられて、したくもないハイグレポーズをさせられるかもしれなくて。椅子の冷たさが、スカートとパンツをすり抜けてお尻へ、背筋へ伝わっていく。固く握った手に汗が滲んで、呼吸が荒くなって、心臓が暴れだす。今の私には、ただ震えながら嵐が過ぎ去るのを祈るほかできなかった。
 やがて、目が役に立たない状態のせいで敏感になった四感のうち、聴覚に反応を感じた。
「……グレ、ハイグレ、ハイグレ! ハイグレ! ハイグレぇ!」
 それは夜の終わりを告げる鶏の声。そして人生の終わりを嘆く断末魔。
 哀れみより先に、安堵感に包まれる。自分の正直さに嫌気が差した後、視界が急に光に包まれた。
 明るくなった部屋。再起動したモニター。画面には上下二段に五等分ずつ、自分を除いて十人の姿があった。それぞれ私と同じ洗脳椅子に拘束されており、私と同じ制服を身に着けていたが、ただ一人だけは茶色のハイレグ姿になっていた。
 そして私は――私たちはそのハイグレ人間のことも、他の参加者のことも、よく知っていた。

  ***

「みんなで助かる方法だって、きっとあるさ! だろ!?」
 ――春日井陽向(かすがいひなた)

「決断しなきゃいけないんだよね。……私が……」
 ――野水泉(のみずいずみ)

「どうして真金の言うこと、信じてくれないの……?」
 ――金本真金(かねもとまがね)

「あいつらは、まだ私たちの知らない何かを隠してる。そうでないとこんな状況にはならない」
 ――球磨地飛鳥(くまちあすか)

「早くなんとかしなさいよ! わたしが人間だって知ってるのは、あんただけなのよ!?」
 ――高月ルナ(たかつきるな)

「あたしはハイグレ人間じゃねえ! お前らこそハイグレ人間のくせに!」
 ――火村火蓮(ひむらかれん)

「私は、私の考えに基づいて行動したまで。言いがかりも甚だしいのですよー」
 ――木林樹(きばやしいつき)

「ハイグレ……ハイ、グレぇ……っ!」
 ――土性亜土(どしょうあど)

「これ、助かった……ってことでいいのよね?」
 ――天堂昊(てんどうそら)

「やっぱり、裏切り者はあなただったのね。覚悟しなさい」
 ――内海七海(うつみななみ)

「ふふふ……堪らないね! 面白くなってきたじゃないかっ!」
 ――戸引冥夜(とびきめいや)

   ***

 【2日目に続く】




いかがだったでしょうか?
なお、上記の予告のセリフはあくまで予定であり、変更される場合や本編中に登場しない場合もあります。

人狼のルールをハイグレ風にアレンジする方法はだいぶ悩みましたが、なんとかすっぽり納めることができたかなと思います。
雛形は二年前に考えてありましたが、それを今回の話の落とし込むと色々と不都合があって迷走してしまい……


結局背景の物語と「処刑」と、博士の能力設定が大幅変更になりました。まあ大勢に影響はないです。当時考えていたどんでん返しも、未だに自分の中では絶対やりたいネタのままなので自信を持ってお送りできるかと。
……何に一番自信が無いかって、人狼理論での殴り合いそのものなんだよなぁ……。
え? 説明されたルールに、足りてないものがある?
同数票の処理方法とか確かに書いていませんが、単純に忘れているだけか、そのルールが必要になる予定がないか、必要になったら本文で解説する予定か、後のネタに関わるから秘密にしているかのどれかです。なので今は気にしないでください。

登場人物名について。
そりゃあ見て分かる通り語呂合わせと悪乗りの賜物ですけど。11人分で収まりがよくて、覚えやすい一連の単語とくればこうするしかないでしょう。異論は認めません。
一文字で略すこともできるので、今後のメモにも役立ちますし。
今後と言えば、2日目昼の議論以降は、基本的に観戦目線の台本形式で書き進めていくつもりです。小説形式に拘るくだらないポリシーより、見た目の分かりやすさを優先するポリシー。
もしかすると追放のタイミングだけはちゃんと描写する、ダンガンロンパ形式になるかもしれないですけど。
まあそれは未来の自分に託します。

ここからが本当の地獄だ……!(画像略
そんな感じで。次は百記事目でお会いましょう。ではではー。
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Author:香取犬
ハイグレの洗脳を受けて早幾年
遂に自らハイグレ小説を書くようになってしまいました
いつでもネタ募集中です
酉◆RYenwqtp9Y

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