【小説企画第三回】未来の私へ。※私以外みちゃダメ!【撮影・姉妹 他】

どうも、香取犬です
二月から三月に掛けて開催されていた第三回小説企画ですが、御存知の通り自分は参加を見送らせていただくつもりでした
しかしどういう風の吹き回しか(と本人が言うのはいかがなものか)、結局書き上げて投稿してしまいました。それも締め切りの翌日から書き始めるとかいうファンキーな反骨精神でです
やはり自分は一度決めたことを最後までやり遂げられない人間のようです。まあ、こういう前向きな前言撤回ならいいでしょう?
ということで約六千字と短編ではございますがお楽しみいただければ嬉しいです
ちなみに今回は『撮影』『姉妹』『方言』『祭り』『天気』といった5つのお題を(幾つかはちょっと触れただけですが)コンプリートしてみました

【第三回】未来の私へ。※私以外みちゃダメ!

以下あとがきにつきネタバレ注意




いかがでしたでしょうか?

あちらのあとがきにも書きましたが今回ハイグレ描写が少なく……というか皆無に等しいほどとなってしまった件については誠に申し訳なく思っております、はい
ネタとオチとお題コンプの仕方を決めた後になってようやくそのことに気付きました。でも結局、路線変更をしないことを決断してしまいました
路線変更の方法としては、恐らく皆さまも想像したのではないかと思いますが、「帰ってきた姉がハイグレ人間になっていた」が考えられましょう
……安易ですねぇ。マッ缶よりも甘いですねぇ。誰でも考えつく古典的な展開ですねぇ。残念ながら自分、そんなに期待通りの素直な子ではありません
もしもそっちの展開にするなら姉はきっと黒のハイグレだろうなぁとか、妹はむしろ洗脳済みの姉を困惑させる勢いで食いついちゃうんだろうなぁとか、妹の望みどおり赤系統のハイグレになって幸せにハイグレするんだろうなぁとか、ちゃんと考えたけど全部まるっとすっかりボツ送りにしてやったわ! どうだ恐ろしいだろう! フハハハハ!

それというのも、『方言』をうまく物語に活かしたいなと思ったからです。現代日本を舞台にしたハイグレ小説で方言を扱うなら、「東京との距離」を利用するのが一番かなと考えました
その結果、「関東は侵略されたけど遠い九州は蚊帳の外だった。そこに住むハイグレ好き少女の悲劇」の物語となりました
(なぜ得意でもなんでもない博多弁にしたのか。大阪弁は既に0106氏が使ってしまっていますし、自分の親類的には栃木弁が一番身近なのですがそちらは某氏が使う可能性が高いですし、もっと北の方や南の方は語彙が複雑そうですし、そうなったら消去法で博多弁かなと。もし方言セリフに違和感があったら福岡の方すみません)
この仕掛けを成立させるためには、姉が洗脳されて家に帰ってきてしまったのでは都合が悪いのです。遺言が襲来二日目に撮られたものなのも、そのあたりに理由の一端があります

また、どうして直接的な登場人物の誰もハイグレ人間にならず、姉もやさしいまま平和に終わってしまったのかという点について
撮影したハイグレ動画を脅迫に使ったり、姉妹にハイグレを強要したりみたいなハードな展開の小説へのアンチテーゼです(ド直球)
今作は、自分の過去作と比べると『ハイグレ人間に憧れた少年』に大枠が似ていると思います。そちらも最終的には姉の前でハイグレを強要される物語でした。あれはあれで、というかあの展開こそがウケたのでしょうが……世の中そんなに恐ろしいお姉ちゃんばかりじゃないと思うんですよ! こちとらそう信じてるんですよ!(←姉妹のいない者の魂の叫び)
今回は冒頭でも触れましたが、全体を通して反骨的な気分のもと書きました

最後に誰も気にしていないだろう細かいことについて
一つは文中の区切り、「●」「>>」「>」「■」が何か。それぞれビデオの「録画」「早回し」「再生」「停止」を表します
本当は「▶」(右向き三角)を使いたかったですが機種依存文字なので自粛。どうでもいいですが現代では「早送り」は、記録メディアが磁気テープだった時代の遺物と化してしまっているようです

次に今回姉妹に名前はないのかについて。突貫で執筆したため、珍しく考えていません
本当はあんまり褒められたことではないんですけどね。名前は例え適当であっても何かしら付けてあげるべきだというのが自分の創作姿勢です

そして何故舞台が二〇〇X年なのかについて
だって二〇一〇年以降にしちゃうとスマホが爆発的に流行っていて簡単に誰にもバレずに録画できちゃうじゃないですか
逆に一九九〇年代だとビデオが8ミリテープだったりして「容量不足」とか「変なタイトル」みたいな言葉とは縁遠くなってしまいます
二〇〇〇年代の中学三年生ならまだガラケーも持ってなくてもギリギリおかしくはありませんからね(妹がネットでハイグレ関連サイトを巡っていたのは、家族共用のパソコンを用いてです)
それに二〇〇〇年代ならばハイグレ教のサイトもありますし、原作者もまだご存命ですし。そういう意味で丁度いいと考えて設定しました
ちなみに二〇〇〇年代後半には既に「メイド喫茶」も「聖地巡礼」の単語も存在していたことは念のため調査済みです


最後になりましたがフォローのお時間です
上で他作品を批判しているかのように書いてしまいましたが、もちろん本心ではそんなことはございません。今回も皆さま本当に力作揃いで、深夜に眠い眼をこすって痒さに涙を浮かべながら(←花粉症)夢中で読ませていただきました
回を重ねるごとにお題の数が増えているにも関わらず、複数あるいは全てを満たそうとするチャレンジ精神と筆力は皆さん本当に凄いです。今回は自分もそれに見習い、辛うじてコンプ出来たかなと思います
まだ見ぬ参加作品も楽しみに待ちつつ、ここらで〆と致します
企画参加者の皆さまお疲れ様でした! そしていつも読んでくださっている読者様方にも大きな感謝を!
ではまたー
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No title

こんばんハイグレー&先生! この記事のタイトルが 【小説企画第二回】 になっちゃってます!(`・ω・´)ノ 本文部分は第三回になってるので無問題っぽいです!

>>撮影したハイグレ動画を脅迫に使ったり、姉妹にハイグレを強要したりみたいなハードな展開の小説へのアンチテーゼです(ド直球)

ぐぬぬぬ…ッ!(´;ω;`)0106となまものさんを踏み台にして清涼感溢れる作品に仕上げるとはなんたる策士……ッ!
香取犬さんのえがかれるお姉ちゃんは包容力がゴイスーでとっても大好きです(*´д`*)私もこんなステキなお姉ちゃんが欲しいだけの人生だった……&こんなステキなお姉ちゃんキャラを描写したいだけの人生だった……。
向こう(本家投稿板)に書き忘れた感想なのですが、作中ハイグレが1回しか行われていないにも関わらずハイグレ小説として成立している、のみならずハイグレ描写を控えめに抑えることによって妹ちゃんのハイグレに対する前のめりな情熱がより一層ビンビンと伝わってきて思わず再読しちゃいたくなるくらいにドストライクな作品でした(*´д`*)bb 改めて飛び入り参加ありがとうございましたッ!

Re

>0106氏
>小説企画第二回
ご指摘ありがとうございます、修正しました(><)
>策士
いやいや、先達がなければ本作を思いつくことも無かったわけで。お二人をはじめ皆さんの良い作品を読ませていただけて感謝しているのはこちらであります
正直本作においてはハイグレポーズを一切排除しても成立はするんですよね。それではいくらなんでもハイグレ小説としてまずいので無理やり挿入しましたが
……あぁ、やっぱハイグレ小説としてまずくない王道もの書かなきゃ……
次回企画も期待しておりますよっ!
プロフィール

香取犬

Author:香取犬
ハイグレの洗脳を受けて早幾年
遂に自らハイグレ小説を書くようになってしまいました
いつでもネタ募集中です
酉◆RYenwqtp9Y

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