【インスパイア】ハイグレ皇女に侵略される星のとある女生徒の話

どうも、記事としてはあけおめことよろです。香取犬です

小説を書くのはマラソンに似ていると思います。キーボードを打ち込んだその足跡が丸々作品になるのです
それと比べるなら、ゲーム作りはトライアスロンでしょうか。シナリオ、素材集め、プログラムしてバグ取り……一つのゲームを作るには、小説を書くより色んな工程が必要です。更には、詰め込んだ全ての要素をプレイヤー全員に目にしてもらえるとは限りません
もちろん、どちらの方がより優れた作品形態である、ということを論じようというのではありません。ゲームにはゲームの、小説には小説の表現方法があるのですからそこに優劣はありません
ただ、作者の苦労度合いはゲームの方が遥かに上だろうな、と思うだけです。それを一作品として遊べるレベルまで完成させるというのは、本当にすごいことだなと思うのみです

スレでは過去にも幾つかのゲームが公開されていました。RPGに横スクアクションにシューティングなどなど。自分も大体をプレイし、楽しませてもらっているつもりです
そして絶対に言及せねばならないのは、この一ヶ月の間に三本ものRPGが配布されたこと。少なくとも三人ものRPGあきがいるとか、あそこは一体どんな場所なんですかね。ツクールMV発売と重なったのも大きいのでしょうか。まさか自分のMVゲー初プレイが、普通のフリゲではなくハイグレゲームになるとは考えてもいませんでした
で、『ハラマキ伝』『ハイグレとたたかってみる』については言いたいことを既にスレで言ってあるのですが、『ハイグレ皇女に侵略される星の話』へはバグ指摘くらいしか言えていないのです
『皇女』の作者あきは、おそらく似たようなゲームデザインで過去にもRPGを公開している方と推察します。今作では以前にも増して様々な会話パターンが用意されており、全部見てやろうと躍起になっておりました。おかげでセーブファイルが20ギリギリです
プレイヤーの展開に合わせて多数の会話を用意するのは本当に大変でしょうが、それがちゃんと用意されているからこそプレイヤーの没入感も増すというものです。本当に素晴らしい力作だと思います

ですがあえて一つ。あえて一つ申し上げたいのは……
菜津希のクラスメートの子! そう、「こ、ここで動かない方がよさそうだし・・・私はここにいるよ・・・」と言っていたあの子!
自分を守り、そして教室を出て行った菜津希がハイグレ人間になって帰ってきたときの、あの子の絶望を描かないでどうするんですか! モブと同じじゃもったいないです!
だから勝手に外伝として二次創作、ってかノベライズしました! 文句があったら消しますから書かせてください!
(夜追記:作者様より許可をいただきました。ありがとうございます)

もちろん、本小説は元となっているゲーム本編をプレイしていなくとも、一作のハイグレ小説としてお楽しみいただけます
なお、過激な表現は本編と比べてやや抑えめにさせていただいております


――!CAUTION!!!注意事項!!!CAUTION!――
本小説の元となったゲーム『ハイグレ皇女に侵略される星の話』、及びその他紹介したゲームはすべて、各作者様がその全権利を有します
同時に、ほとんどのゲーム作品は各作者様によって無断転載・再配布を禁じられています
その為当ブログでは、他作者様のゲーム作品の配布等についてのお問い合わせには一切お答えできませんのでご了承ください
また、過去にアップロードされたゲーム作品の配布等について、ハイグレスレへ書き込むこともお控え下さいますよう、謹んでお願い申し上げます

(引用・ハイグレスレテンプレ【A2:カス子MOD・過去作・特定のハイグレ等を要求する「だけ」「詳細希望」の書き込みは削除対象となるのでご注意を】)




ハイグレ皇女に侵略される星のとある女生徒の話
Inspired by『ハイグレ皇女に侵略される星の話』




 それは、突然の始まりだった……。
「この星に住む皆さんこんにちは。ハイグレ皇女と申します」
 奇怪な宇宙船に乗って降り立った、赤髪に青い肌の幼い少女――ハイグレ皇女は、全世界の人々に向けてこう言った。
「突然ですけど皆さんにはハイグレ人間になってもらいます。さぁ、皆さんもハイグレになりましょう。そして、この星をハイグレに染め上げるのよ」
「「「「「ハイグレッ! ハイグレッ! ハイグレッ!」」」」」
 彼女、及びその背後に控える青肌の異星人は皆色とりどりの、この星の言葉で言うハイレグ水着をまとっていた。彼女らはガニ股の態勢でそのハイグレの股間部のVラインをなぞり、「ハイグレ!」と連呼する。この星の現代の価値基準では、それはもはや笑いを取ることすら難しい一発ギャグのポーズ。意味の理解できなさも相まって、ハイグレ皇女の侵略宣言を誰もが一笑に付していたのだが……。
「いやああぁぁぁ! 助けてぇぇぇ!」
 一両日中に世界中の人々は、自分たちの認識の甘さと異星人の有する科学力の恐ろしさを、嫌というほど思い知らされたのであった。
 ハイグレ星人の手にするハイグレ洗脳銃。それを向けられた制服姿の少女は、自らの末路を想像して狂ったように逃げ出した。だがその背中を、ハイグレ星人は容赦なく撃ちぬいた。
「きゃあああああああああ!」
 赤と青に点滅する光の中で、少女は無理やり転身を遂げさせられる。シックな制服姿からハイグレ姿へ。人間の思考からハイグレ人間の思考へと。
「ハイグレッ! ハイグレッ! ハイグレッ!」
 抵抗むなしく、数秒で彼女はあの恐ろしいハイグレ星人と同じ格好で同じポーズを取るようになってしまった。
 そんな彼女の転向を成す術なく見ていた他の人々の頭に、次は我が身という恐怖が過ぎる。そうしてパニックは伝染するのだ。
「いやあああぁぁぁ! ここまで来たあああぁぁぁぁ!」
 混乱した烏合の衆は、侵略者にとって格好の獲物。一人の例外も無く、その場の人間はハイグレ人間へと転向を遂げた。
「「「ハイグレッ! ハイグレッ! ハイグレッ! ハイグレッ!」」」


 異星人の侵略は瞬く間に広まっていく。その手はとある街の高校にも及んだ。
 生徒たちは周囲の惨劇を目にして、慌てて机や椅子で玄関にバリケードを築いた。だがハイグレ星人には、建物には玄関から入らねばならないという常識は通用しなかった。思春期の肉体は、男も女も関係なくハイグレに包まれていった。
 光線を浴びても皆、最初こそ嫌がったり恥ずかしそうに抵抗していた。しかし時間の経過と共にその表情には変化が生じるのだった。頬は赤く染まり、体は熱を帯びる。心がどれだけ頑なであっても、人間の肉体は気持ちいいことに正直なのだ。そして身体がハイグレに屈すると、心もつられて堕ちていく。堕落の先に待っているのは、ハイグレ星人と快楽の奴隷となった哀れな姿。
 三つ編みの気弱な少女は、水色のハイグレ姿となった親友を引きずって倉庫に隠れた。だが親友は徐々にハイグレの虜となり、自分を助けようとした少女に対して「一緒にハイグレを着よう!」などと誘惑するようになってしまった。親友の変わり果てた姿に少女は、絶叫する他なかった。
 生徒をまとめ、導く生徒会役員。それも今や会長と副会長の二人を残すのみとなっていた。会長は副会長を逃がし、果敢にもハイグレ星人に立ち向かう。その後の会長のことを、生徒会室に逃げ隠れた副会長は知る由もなかった。
 そして、ここでも物語が始まろうとしていた。
「せいっ!」
「ああっ!」
 腰を深く落とした見事な正拳突きでクラスメートを――いや、ハイグレ光線を浴びて侵略者に従うようになってしまったハイグレ人間を倒したのは、鋭い瞳で教室内を睥睨する長髪の少女。彼女――菜津希には、少なからず腕に覚えがった。何せ、空手の学生大会での優勝経験があるほどの実力者なのだ。本来試合以外では振るってはいけないとされる技術ではあるが、このような緊急事態では綺麗事を言っていては生き残れない。
 ……あの妙な光線を浴びれば、私もあんな姿になってしまうのか。
「冗談じゃない」
 それだけはお断りだ。今、自分の周囲で床を舐めている三人のように、我を忘れてハイグレ狂いになるなんて。
 生来の孤高な性格と空手の稽古のためにあまり交友関係が広いわけではない菜津希だが、クラスメートのことくらいは相互に把握しているつもりだ。自分が打ち倒した三人に心の中で詫びつつ、部屋の隅で震えている制服姿の女生徒に歩み寄っていく。
「大丈夫だった?」
 女生徒は潤んだ瞳で菜津希を見上げると、こくんと頷いた。
「あ、ありがとう菜津希……。私、もうダメだと思った」
「気にしないで」そう言うと菜津希は右手を差し出す。「さぁ、早く逃げよう。ここに隠れ続けるのはもう潮時よ」
 女生徒は手を掴もうとして――しかし途中でやめてしまった。不思議に思った菜津希の方から彼女の手首を掴んだが、表情が本心からの怯えに強張ったため放してしまう。
「どうしたのよ……」
「こ、ここで動かない方がよさそうだし……私はここにいるよ……」
「はぁ? 何言ってるの?」
 まさか断られるとは思わず、驚く菜津希。
「……怖いの」
 小さく呟く彼女の唇は、真っ青に震えていた。
「だって、校舎のどこかにはまだハイグレ星人がいるんでしょ? もし見つかったら、って思うと……」
 自衛ができる菜津希と違い、彼女には戦う力がない。侵略者と遭遇すれば、容易くハイグレ人間にされてしまうだろう。それに、ハイグレ洗脳銃を持っていないハイグレ人間に捕まったとしても、無理やりハイグレ星人の元に連行されて光線を浴びせられてしまう。狩られるしかない弱者にできるのは、大人しく縮こまって助けが来るのを待つことだけ。女生徒はそう思っていた。
 そんな弱腰な彼女を奮い立たせるように、菜津希は「だったら」と強い口調で言う。
「私が守ってあげる。敵がどれだけ強くても、私が倒してみせるから」
 その自信に満ちた瞳は、か弱い少女には眩しすぎた。視線を逸らし、嘆息混じりに笑ってみせた。
「やっぱり菜津希は強いね。空手もそうだけど……心が。私には無理だよ。ハイグレにされるかもしれないのに、ここを動くことはできないよ」
「何で! ここにいたら、いつかは必ず見つかってしまうのよ!? さっきだって私がいなければあなたは……」
 ――二十分ほど前。ハイグレ星人三人が校内に侵入したという放送が流れた瞬間に、教室内は騒然とした。気の早い誰かが扉を開け放つやいなや、七割ほどの生徒が逃走とも言えぬ避難行動を始めてしまった。一旦は残ることを選んだ残りの人間も、校舎の三階にいては生存の望みは薄い、と一人また一人と教室を出て行った。結局残ったのはこの二人だけ。そうしてクラスメートの何人が無事に学校を脱出できたのかは不明だが、少なくとも三人がハイグレ人間として洗脳されてここへ戻ってきた、ということだけは分かる。彼らが教室に未洗脳者が残っているかもしれない、と考えるのは当然だ。この後も元同級生がここへ来る可能性は高い。教室は既に、逃げ場のない袋小路と化している。
「そうだけど。でも……行けないよ」
 それは彼女も理解している。理解していても、外の恐怖の方が勝るのだ。ここにいれば、もしかしたらこのまま見つからずに済むかもしれない。だが外に出たら確実にやられると分かりきっている。
「それに私がいたら、きっと菜津希の足手まといになっちゃう。だから……」
 女生徒が俯いて口籠る。菜津希は逡巡の後、彼女を諦めることにした。これ以上同行を求めても時間の無駄だと判断した。
「分かった。ごめん、もう無理強いはしないよ」
「ごめん、ありがとう……ごめんね」
 謝罪すべきか感謝すべきか分からず、彼女は両方を口にした。そして最後にこう言った。「菜津希、頑張ってね」
「うん。もしも脱出する手段が見つかったら、きっと迎えに来る。だから、それまでやられないでね。約束よ」
「……うん!」

 菜津希が教室を後にすると、内に残ったのは遂に女生徒一人となってしまった――正確には、気絶したハイグレ人間が三人いるにはいるが――。廊下の方からは風に乗って時折ハイグレコールが聞こえてくるものの、今のところは付近にハイグレ人間がいるような気配は無い。もしかすると、菜津希が一掃してくれたのかもしれない。何にせよ、差し迫った危機はなさそうに思えた。
「……はぁ」
 かと言って、事態は一切好転してはいない。下手に動かないことを選択したことはつまり、リスクを冒して脱出するチャンスを捨てたということに他ならない。すなわち、ここへ彼女を救助する者が現れれば彼女は助かり、逆にハイグレ人間やハイグレ星人がやって来れば彼女は洗脳される。彼女の命運は彼女自身ではなく、教室の扉を開く者の手に委ねられたのだった。
 そのことを漠然と理解していた女生徒の脳裏に、やっぱり菜津希について行けばよかったかな、という後悔の念が浮かんでくる。菜津希と一緒なら心強かったのに、と。やがてその思いは、無理にでも自分を連れ出してくれず、一人で出て行ってしまった菜津希に対する、恨みに変容しはじめる。
「どうしてよ……」
 ぽつりと呟くとようやく、自分がどれだけ都合の良いことを思っていたのかと自覚して、頭を強く振った。
 ……ううん。菜津希の誘いを断ったのは私の方だ。菜津希だって助かりたいに決まってるのに、わざわざ私を連れて行ってくれようとしてくれた……そんな菜津希を恨むのは、間違ってる。
 そして今度は、自分自身への嫌悪感が胸に満ちるのだった。
 ……私、嫌な奴だ。
 自分では何もできないくせに、他人に縋って生き延びようとしている。汚い人間。生きる価値の無い人間。マイナス思考は、一旦し始めると止まらなかった。
「もう、やだ……」
 自分のことが気持ち悪くて仕方ない。いっそ全てを忘れられたなら、どれだけ楽だろうと思った。そう、あのハイグレ人間のように。
「――うぅ」
「っ!?」
 彼女の背筋を凍りつかせたのは、気絶しているハイグレ人間の男子生徒の唸り声であった。そちらを見て硬直し、しかし三十秒程経っても覚醒しなかったため、彼女は恐る恐る教室の前方へと歩み寄ってみた。
 三者三様の色、しかし全く同じ形のハイレグ水着姿で倒れるクラスメートたち。もちろん全員、少女の友人だ。それを見下ろし、彼女は先程三人が帰還したときの情景を思い出した。


 女生徒は菜津希と二人きりとなって、教室内で会話もなくただ壁掛け時計の秒針の音を聞いていた。だが、女生徒が単に恐怖に震えつつじっとしていたのと違い、菜津希は瞳の光を一時たりとも絶やしてはいなかった。
 そしてあの瞬間。廊下から三つの足音が聞こえ、扉が開かれる。敵か味方か――味方であって欲しいと振り向いた女生徒の期待は、打ち砕かれた。
「いたぞ! 未洗脳者だ!」
「早く取り押さえて連行しましょう!」
「やったぁ! これでハイグレ星人様に褒めていただけるよ!」
「「「ハイグレッ! ハイグレッ! ハイグレッ!」」」
「い、いやあっ!」
 見知った声、見知った顔、しかし異様な格好と言動。そこにいたのは最早、クラスメートであった彼らではなかった。薄く身体に張り付くハイレグは、男女それぞれの内側の突起を隠しもせずに形を描いている。そんな生理的反応を恥ずかしげもなく見せつけるように、ハイグレポーズを繰り返す。
 特に女生徒の心を抉ったのは、この男子生徒のハイグレ姿だった。バレーボール部で獅子奮迅の活躍をする彼のことを、少女はここ最近恋い慕うようになっていたのだ。あの逞しい腕に抱きしめられて厚い胸板に顔を埋められたらどんな心地だろう、と空想したりもした。果てはそれ以上の行為までも。だが彼に告白する勇気を振り絞ることは未だに出来ておらず、彼のユニフォームの下の肉体は遥か彼方の存在だった――はずだった。
 しかし、それは今目の前にあった。ユニフォームよりも更に薄い布地の向こうに、布地表面に隆起を映しだして。腕も、胸も、全て……全て。
「あぅ……」
 彼女も思春期の女性である。否が応でもその部分へと視線が向いてしまう。この場に似つかわしくない妄想が頭を取り巻きかけたが、そんな彼女を現実へ引き戻したのも彼だった。
「まずはお前からだ!」
 向けられていた視線に感づいたのだろう、女性用水着姿の変態男は自分を好く少女に対して躊躇いなく飛びかかった。
「きゃあ!」
 が、
「――させないっ!」
「ふぐぅ!」
 菜津希は両者の間に素早く割り込み、男子の腹部目掛けて蹴りを見舞う。突撃の勢いも加わって足は深くめり込み、男子は痛みに堪らずうずくまった。
 ハイグレ人間の女子二人は目を合わせ、一言相談を交わす。
「まずは菜津希さんを動けなくしましょう」
「了解っ! ――ほら、あんたも起きなさいよ!」
 片膝をつく男子に、女子の一人が胸を背中に押し付けるようにして叱咤する。人間の女生徒の頬がカッと紅潮するのに気付きもせず、男子はふらりと立ち上がった。
「悪ぃな。不意を突かれた」
「いいって。さぁ、今度は一気に行くよ」
「菜津希、覚悟っ!」
 だが、いかなハイグレ人間三人掛かりであろうとも、本当の実力者である菜津希の前には太刀打ち出来るはずがない。
 回し蹴りで全員をまとめて弱らせ、攻撃をかわして懐に潜り込んでは連打。舞踊のような動きによって女子、男子の順に沈んでいき、最後の一人は腰溜めの正拳突きで仕留めたのだった。


 思想を歪められ、敵の尖兵となってしまった哀れなハイグレ人間たち。ノビている三人には怒りは感じず、ただ同情する他ない。
 女生徒の中の恋心はあれだけの思いをしてもなお、一応はその形を保っている。無防備な寝顔を晒す男子に図らずもときめいてしまう彼女だったが、またも頭を振って考えを掻き消した。今ならこの腕に触れてもバレないだろう、そうは思ってももし起こしてしまったらという危惧の前に、伸ばしかけた指は引っ込んだ。
 他二人の様子も確認する。と、片方の側には何やら分厚い本が転がっていた。取り上げてみるとそれはアルバムであった。眼の奥から熱いものが込みあげる。
「……みんなぁ……」
 開いていたのはクラスメートの集合写真。そこには自分がいる。彼がいる。菜津希もいる。そして、栄も恵も沙耶華副会長も悠里会長もいる。みんな、制服姿でここにいる。
 彼女の心に過ぎし日の幸福感が湧いてくるが、しかしすぐに今現在の現実との落差による絶望によって上塗りされてしまう。いたたまれなくなり、アルバムをそっと元の位置に戻す。
 そして思う。
 ……私、ハイグレ人間には絶対なりたくないよ。自分では何も出来ない卑怯な人間だけど……生きたいってことくらい、思わせて……!
 そのように心の決まった彼女の支えとなるのはあの言葉。
 ――もしも脱出する手段が見つかったら、きっと迎えに来る。だから、それまでやられないでね――
「約束……!」
 菜津希と交わした約束だ。今はそれを信じるしかない。
 菜津希が出て行ってから二十分近くが経過しただろうか。窓の外の校庭の様子も、廊下の様子も何も変わっていない。菜津希が帰ってくる様子も今のところ、ない。
 ……大丈夫……だよね、菜津希?
 膠着状態に、否応なく不安な気持ちに襲われる。
 菜津希の強さは目の前で見たのだから、信頼している。それでも万が一ということもある。何十人ものハイグレ人間に囲まれたとしたら流石にまずいだろうし、あの青い肌のハイグレ星人の強さも未知数だ。もしも、もしも菜津希までやられてしまったら。
 いや、そんなはずはない。菜津希は負けない。そう自分に思い込ませようとする女生徒だが、すると間髪置かずに次の疑念が芽を出す。
 ……もし、菜津希が私を裏切ってたら?
 そう。例え学校から逃げることができる状況を作れたとしても、必ずしも菜津希が自分を迎えに来てくれるとは限らない。元々親友と呼べるほどの仲ではないのだ。再び危険を冒してまでここに戻ってくる保証などないではないか。自分が菜津希なら、戻らないだろうと思う。どうせ彼女は既にやられている、行ったって無駄だと決めつけてしまうだろう。
「うぁあ……っ」
 嫌だ。嫌だ嫌だ嫌だ。こんなところで一人ぼっちで置いてけぼりにされて、あいつらの仲間にされるなんて。
 ……ハイグレなんて着たくない。ハイグレポーズなんてしたくない。私は私のままでいたいよ。誰か。菜津希でも誰でもいいから。
「助けて……助けてぇっ!」
 その絶叫は虚しく教室にこだました――かに思えた。
 しかし直後、女生徒は確かに廊下を走る数人の足音を聞いた。
 ……どっち……!?
 敵か味方か。生還か、ハイグレか。足音は、扉の前で止まった。
 早鐘のように打ち鳴らされる心臓を抑える少女の目の前で、扉が開いていく。
 そこにいたのは、彼女が長らく待ち望んでいた救世主だった。
「な、菜津希……っ!」
「お待たせ、迎えに来たよ。約束通り、ね」
 微笑む菜津希がその場で腰を落とす。そして、
「ハイグレッ! ハイグレッ! ハイグレッ!」
 派手なピンクのハイグレ姿で、キレのあるハイグレポーズを行った。迷いなく、何度も。
「ひっ!」
 見たくなかった。菜津希のこんな姿。菜津希が、私の最後の希望がハイグレに負けて、奴らの仲間になった姿なんて。こんなことなら裏切られていた方が少しはマシだった、と彼女は強く思った。眼前の光景を受け入れたくなくて、目と耳を覆ってイヤイヤをする。
 が、現実は非情である。菜津希に続いて四人のハイグレ人間が教室に入ってくる。少女は、名を呼ばれて反射的に視線をやったことを深く後悔した。
「「「「ハイグレッ! ハイグレッ! ハイグレッ!」」」」
 三つ編みで大人しい栄は赤紫のハイグレ人間に。その親友で活発な恵は水色のハイグレ人間に。良家のお嬢様で生徒会副会長を務める沙耶華は黄緑のハイグレ人間に。そして冷静な生徒会長にして人望の厚い悠里は黒のハイグレ人間に――それぞれ成り下がってクラスに帰ってきたのであった。
「た、助けて……こ、こんなの嘘……!」
「嘘じゃないよ」
 いつの間にか側に来ていた菜津希が、少女の耳元で囁く。首筋に当たる吐息が、とても熱かった。
「私は、ハイグレ星人様によってハイグレ人間にしていただいたのよ。……私、どうかしてた。ハイグレ星人様に楯突いて、あまつさえ勝てるなんて思ってたなんて」
 ハイグレ人間『様』。侵略者に敬称を付ける菜津希は、疑いようもなくハイグレ人間だった。
「……そしてハイグレ洗脳銃を頂いて、校舎じゅうの未洗脳者をハイグレにして回った。恵に抵抗していた栄も、生徒会室に隠れていた沙耶華も、保健室で籠城していた彼らも、ね」
「私のことも、でしょう?」
 会長は菜津希に妖艶に縋り付きながら、念を押す。
「私が行ったとき、生徒会長は既に光線を浴びせていただいていたでしょう。私は最後のひと押しをしただけ」
「でもそれがなければ、愚かな私はずっと抵抗していたに違いないわ。だから貴女の手柄よ、菜津希。自信を持ちなさい。貴女の功績は私たち生徒の誰もが……いいえ、ハイグレ星人様も認めてくださっているわ」
 続けて沙耶華、栄、恵も詰め寄った。
「そうですわ菜津希さん! あなたは私たちの誇りです!」
「私がハイグレの気持ちよさを知れたのは、菜津希さんが私を見つけてくれたからです」
「そうだよ! 菜津希のおかげで、私は栄とハイグレできたんだから!」
 するととうとう菜津希は、戸惑いの表情を緩めたのだった。
「ありがとう、皆。……その期待に応えられるよう、最後の一人も気を抜かないで頑張るよ」
 言って、菜津希は涙目の女生徒に洗脳銃を突きつけた。銃口を向けられた女生徒は喉の奥で声にならない悲鳴を上げる。直後、彼女は菜津希の台詞を思い返して悪寒を感じた。
「い、今、私のこと……さ、最後って……!?」
 菜津希は首肯する。
「そうよ。校舎内にはもう人間は誰もいない。あなたを除いて、一人も」
「あ……あぁぁぁ……」
 絶望が女生徒を覆う。あの見知った誰も彼もが全員、既にハイグレに屈服してしまっているなんて。何もしていない自分が最後の一人だなんて。
 そんな彼女を励ますように、菜津希は甘い声で言う。
「こんなところで一人きりで怖かったよね。待たせてごめん。でも大丈夫。私が助けてあげるから」
「え……?」
 どういう意味? そう目を丸くした女生徒は次の瞬間――
「あなたもハイグレ人間にしてあげる!」
 ――ハイグレ光線に包まれた。
「いやああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
 至近距離から放たれた光線を浴びて、女生徒は断末魔を上げる。ついに自分もハイグレ人間になるのだ。あんな鋭角の恥ずかしい水着で、はしたないポーズを取らされるのだ。受け入れがたい現実。だが、服装は徐々に変化しつつあった。一瞬だけ全身に走る締め付け感のせいで、脳に電気ショックのような刺激が走る。
 ……いやっ! ハイグレなんていやぁぁぁ!
 頑なに心はハイグレを拒む。しかし、ハイグレの光はそんな彼女にも等しくハイグレ人間の証を与える。彼女には、鮮やかの赤のハイグレを。
 光線が晴れると、そこにはもうブレザーにスカート姿の女生徒はいなかった。いるのは赤いハイグレを着せられて頬を染める、見かけ上はハイグレ人間の少女。
 彼女は瞑っていた瞼を開き、己の身体に置きた変化を目の当たりにした。そして観念したように呻く。
「あぁ……私、私まで……っ!」
「そう、あなたもハイグレ人間。私たちの仲間よ」
「いや……いやぁ……」
 泣きながら否定する少女だが、その手はするすると股間部に向かっていた。同時に足は開き、腰も落ちていく。
「な、何で!? 身体が、か、勝手にぃ……!」
 ハイグレ光線によって脳に植え付けられた本能が、彼女の意思に関係なく身体を操る。それに抗う術は、ない。
「ハイグレッ! ハイグレッ! ハイグレッ!」
 ……や、やっちゃった……私、ハイグレしちゃったよぉ……っ!
 あれだけ嫌がっていたハイグレポーズを、遂に行ってしまう少女。一度動き出した身体には歯止めが効かなかった。
「ハイグレッ! ハイグレッ! ハイグレッ!」
 腕を引き上げるごとに強烈な痺れを感じる。脳髄がトロンととろけて、ぐちゃぐちゃにされてしまうかのような。
「ハイグレ人間になった気持ちはどう?」
「ハイグレッ! は、恥ずかしい……止めてよぉ! ハイグレッ! 助けて!」
 女生徒はハイグレの合間に、なんとかそれだけ伝える。だが、菜津希はニヤニヤと笑って彼女の抵抗するさまを眺めるだけだった。
「止めて、なんて言っちゃってるけど、本当は止めたくなんてないんじゃない?」
「え、そ、そんなこと、な――ひゃイグレぇッ!」
 彼女のハイグレコールが乱れたのを、周囲の五人のハイグレ人間は聞き逃さない。愛玩動物を見るように愛おしげな視線を、女生徒に向ける。
「あぁん! やっぱり気持ちよくなっちゃってるんじゃない!」
 ……き、気持よくなんて! 気持よくなんてぇ……!
「ち、違っ――ハイグレッ! んあっ!」
 口では否定をし続けていても、既に少女の肉体はハイグレに堕ちていた。身体に吸い付くようなハイグレの生地が、ハイグレする度に接触面を擦り上げる。刺激に敏感にされた肌にとってそれは、いかなる愛撫にも勝る至上の快楽なのである。これに自我を保って耐え切れる人間など、かつてもこれからも一人も現れはしない。
 当然、彼女も。
「ハイグレッ! ハイグレッ! も、もうダメぇっ! キモチイイのぉっ! ハイグレッ! 頭が融けちゃううううう! ハイグレッ!」
 ……負けちゃダメなのに! 私が最後なのにぃぃ! これ以上無理いぃぃぃっ!
 彼女の内面で繰り広げられている戦いが、佳境に入る。それを察し、菜津希は彼女を解放するために、一言を授けた。
「さぁ……我慢なんてしないで、ハイグレにあなたの全てを委ねるのよ!」
 これによって、学校最後の人間の意識は――あえなく決壊したのだった。
「――ハイグレッ! ハイグレッ! ハイグレッ! あはああああああ!」


「全校生徒の皆さん、こんにちは。私たち人類をハイグレ皇女様が導いてくださってから数日が経過しました」
 生徒会長、悠里は校庭で整列する全校生徒に向かい、挨拶を始める。もちろん、黒のハイグレ姿で。聴衆も当然全員がハイグレ姿だ。
「現在ハイグレ星人の皆様は支配域を広めており、隣街の支配も完了しております」
 おお、と歓声が上がる。頃合いを見計らい、続ける。
「我々は、現在も支配活動を行うハイグレ星人様達のため、そしてまだ支配下に置かれていない人たちに、私達がどれほど幸福かを教えるため……本日も全校生徒によるハイグレ合唱を捧げたいと思います!」
 悠里の言葉に従い、全員が一斉に腰を落とす。そして、
「「「「「ハイグレッ! ハイグレッ! ハイグレッ! ハイグレッ! ハイグレッ! ハイグレッ!」」」」」
 空気をビリビリと震わせるようなハイグレコールの大合唱が始まる。
 ハイグレ人間として生まれ変わるには、一度人間としてのプライドを粉砕し、ハイグレを苦痛ではなく快楽として受け入れることが必要となる。ここにいる者達は全員、程度は違えどもそれを経てハイグレ人間となった。そうすることで、人間でいる間は決して味わえない感覚を、その身いっぱいに享受することが出来るのだ。人間のプライドに拘ってしがみつくことなど、愚の骨頂。ハイグレはこんなにも素晴らしいことだ、と未洗脳者に啓蒙することが、洗脳銃を持たない一般ハイグレ人間にできる最大の貢献だ。
 あの女生徒も今は、心底幸せそうな表情で合唱団の一員としてハイグレを捧げていた。
「ハイグレッ! ハイグレッ! ハイグレッ!」
 そこにハイグレを拒んでいた頃の彼女の面影はない。純粋にハイグレを崇拝する従順なハイグレ人間、それが今の彼女だ。
 菜津希はといえば戦闘力と洗脳活動実績がハイグレ星人に認められ、この街のハイグレ人間を総括し、ハイグレ星人を補佐する役目を任されていた。
 だがそうしてハイグレ星人に直接仕えられるのは特殊なケースだ。とある女生徒を含む大多数のハイグレ人間は、これから命ある限り永遠に、ハイグレをし続けるのだ。
 それが、ハイグレ皇女に侵略された星のハイグレ人間の、生きる理由なのだから。

   *支配END*




改めて、『ハイグレ皇女に侵略される星の話』作者あき様、素晴らしい作品を作っていただきありがとうございました!

以前から散々「再現が大変だから二次創作はしない」と言っていた自分ですが、実は昔は仲間内で二次創作のような執筆活動も行っていました。だから絶対に出来ない、というわけではないのですが……今回執筆にあたって、ゲーム内のテキストを数千文字分わざわざ書き起こしました。そうでもしないとキャラのトレースに満足できないものですから
また、自分はドラゴン探求RPGやテイルズオブシリーズのノベライズ本の既刊八割くらいを集めている人間でもあります。そんなこんなでゲームのノベライズ自体には全く抵抗がありません
原作付きの作品を小説にすることは、基本的には楽な作業です。そりゃそうですよ、既に出来上がっている作品をなぞればいいだけですもの。でも、特にゲームのノベライズには、各プレイヤーが経験したそれぞれのストーリーがあるにもかかわらず、一つのストーリーを筆者が押し付けなければいけない、という難点があります
――でもその分、こちらにとっては挑戦のしがいがあるとも言えます。元作品を出来る限りリスペクトして取り込み、自分のストーリーとして新しく生まれ変わらせるという、です

そういうわけでいかがでしたでしょうか。集団戦闘では初手回し蹴り安定だとか、初期教室で倒れているハイグレ人間がエネミーブックを持っているとか、諸々のエッセンスを作品に生かしてみた次第です
なお、自分は初プレイ時、訳もわからず最初に四階左教室に進んでβ様にやられちゃいました(二重の意味で)。意識したわけではないですが、今作の菜津希もそのようにして洗脳されています
いやしかし、回復を怠ったり運が悪いと敗北してしまうとはいえ、複数の異星人やハイグレ人間相手に大立ち回りが出来るなんて、空手全国覇者は伊達じゃないですね
本小説では、ゲームスタート位置の教室の女生徒をクローズアップしています。が、「教室を出て行った友人の一人が洗脳され、残っていた友人を洗脳しに戻る」というシチュエーション自体は拙作『変わりゆく若人たち』の照代パートで書いているな、と思い出しつつキーボードを打っていました。そのため、これを書き上がるまでは絶対にそれを読み返しはしないぞと心に決めていました。下手に読み返したら、良くも悪くも影響されてしまうと思ったので。そして先ほど読んだところ……うん良かった、ちゃんと自然に差別化できていると思います
拙作、といえばとっしーがゲームへの感想レスで「敗北エンドは、香取犬の『帝後学園の春』『公開転向番組の五人目は』を思い出した」(注・一部書き換えています)とおっしゃっていましたね。自分も敗北エンドを見たときは、おやと思いました。あ、だからどうしたという意味では決してありません、念のため。他人が書くカウントダウン処刑シチュはなるほど勉強になるなぁと思いつつ読んでいました。最後の瞬間にチラリと希望が見えたように勘違いさせるハイグレ星人のえげつなさ、とっても良かったです

さて話は変わりまして
とっしーのレスで「小説あきのシナリオで絵師あきの絵でのゲームが」という感じのを見て、そういえば、と思い出しました
冒頭でも書きましたが、小説には小説の、ゲームにはゲームの描き方があります。つまり、このシナリオはゲーム向きだな、みたいなことも往々にしてあるわけです
このブログを開設した当初に言っていた『変わりゆく若人たち』の続編――当分書かないから忘れてくれと言ったアレです――は、実はゲーム向きのシナリオなんじゃないかな、と感じたのです
正直ここ二年ほど、『変わりゆく』続編の構想は一切進んでいないのですがね。でも思い出してみると、小説として書くようなシナリオではなかったから、書き進められなかったのかもしれません(いや、理由は他にも「とんでもなく長大になりそうだったから」でもあるのですが……)

まあ、自分の作品やリクエストで常に手一杯な自分が言うのはおかしな話ではありますが……もしもゲーム制作への協力のご要請がございましたら、最低でも話だけは聞きたいという気概はございます
例えば、『ハラマキ伝』に対してお節介したような、作者様が作ったシナリオへのミスや改善点の指摘、及び文章の校正・推敲とか。これなら(当然作品の規模にもよりますが)それほど難しくはありません
あるいは、オリジナルシナリオやその原案の製作、協力とか。いや、これは時間的に厳しいかもしれませんが、でもお話くらいは……。原案を用意してくだされば、膨らませることは出来るかもしれませんし
または、『変わりゆく』続編のアイデアを見てみたい、というゲームあきがいましたら(←ここ重要。全然まとまってもいないアイデアを一般公開をするのは恥ずかしいので、単なる興味以上の意欲のある極少人数にのみ)お渡しします。本気でツクるツクらないはその後で、ということで
いずれにせよ、香取犬へのコンタクトはメールか非公開コメ(返信用メアドも記載のこと)などでお願いします

BIGプロジェクトについても、少しずつ構想が固まってきています
ただ、基本的にはクローズドのまま製作を続けていきます。ご了承下さい
しかしメリクリ記事での「プロジェクトのために小説更新を(今以上には)おざなりにはしません」を守り切れるかどうか……。BIGプロジェクトの製作が今のところ楽しいので、小説に回す時間がとれるかな、という
……まあ、どちらか一方は日々コツコツと進めていきます。生暖かく遠い目で見守っていただけたら幸いです


ハイグレ小説あきとして書き始めてから四年目の年が始まりました。未だに新参気分でいる自分ゆえ、これからも読者様方諸先輩方に敬意を払いつつ、身と心を引き締めて精進して参ります

――よし、これで『ハイグレとたたかってみる』のNEWバージョンを心置きなく遊べるぞっ!


(夜追記:NEWバージョンクリアした。カスミちゃんテラかわゆす)
(再追記:エネミーでもモンスターでもいいならいいんですけど。まあ、小説のアイデアとしては良いアイテムになりましたし、ゲーム的にもどうあがいても悠里を助けられないと分かりましたし、図鑑がある意味はあったと思いますよ)
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遂に自らハイグレ小説を書くようになってしまいました
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新興宗教ハイグレ教
 →ハイグレアイドル候補生!
ハイグレ小説王国
 →変わりゆく若人たち
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