【アビスSS】テイルズオブジアビス~ハイグレの森の墓標~【ござる氏に押しかけコラボ】
どうも、香取犬です。
今まで散々「二次創作はしない」とか言ってたくせに、手のひら返しました。
自分が二次創作をしないのは、自分の中で二次創作に対する高いハードルがあるからです。キャラを掴んでいること、ストーリーを理解していること、その他諸々ひっくるめた思い入れがあった上で、かつ事前研究もしなければいけない。そこまでするのはタイムパフォーマンスが一次創作に比べてものすごく悪いからです。
(だからこそ原作愛に溢れた二次創作をしている創作者さんのことはすごいなと思っています)
ただ、やってできないことはないです。それに、元々大好きな作品であればハードルを超えるのも決して難しいことではないです。
あとちょっとだけ、背中を押してくれるきっかけさえあれば。
全差分が掲載されているpixivはこちら
ハイグレ洗脳 アリエッタ | ござる
!?
あのアリエッタが……ハイグレ姿でこんなに幸せそうに……
もしあのときハイグレ人間だったら……あんな最期を遂げることはなかっただろうに……
そんな神の雷が脳裏を穿き、気づいたときには筆を執っていました。
前置きはこれくらいにして、ほんの短いSSですがお楽しみいただければと思います。
きっとこれは、第八一九〇譜石に記された未知の預言の一篇なのです。
アリエッタ「アニスはイオン様の仇! アリエッタはアニスに決闘を申し込む」
アニス「……受けて立ってあげるよ」
アリエッタ「場所は後で立会人から知らせる。逃げたら許さないから!」
ローレライ教団・導師イオンの導師守護役(フォンマスターガーディアン)であったアリエッタはしかし、あるとき突然その座をアニスに奪われた。事情も告げられず恩人との絆を割かれたアリエッタは、アニスを酷く恨んでいた。その後彼女は神託の盾(オラクル)騎士団六神将・妖獣のアリエッタとして、ルークやアニスの旅路の途中で何度も激突した。
唯一ルークたちがアリエッタの援護を受けたのも、連れ去られたイオンを救出するためという利害の一致から。しかしそもそもその窮地を招いたのは、他ならぬ現・導師守護役であるはずのアニスだった。アニスは、導師の存在を良しとしない敵対派閥のスパイであったのだ。両親を人質に取られやむを得ず導師誘拐任務を遂行したアニスだったが、それが引き金となり最終的にはイオンの命を奪ってしまう。
アリエッタは激昂し、命を賭してでも因縁に決着をつけることを決めた。同じく六神将である黒獅子ラルゴから指定された決闘の地に向かうルークたちだったが……。
ラルゴ?「やれやれ、待ちかねたわよ」
アリエッタ「待ちかねた……です! ハイグレ!」
ルーク「アリエッタ、それにラルゴまで!? 何だその格好!」
ナタリア「ルーク! あんな破廉恥なもの、見てはいけませんわ!」
ガイ「おいおい、ありゃ何かの冗談か?」
ジェイド「ガイ、説明を」
ガイ「無茶言うなよ!」
ティア「……ピンク色の水着、よね? 私がスパで借りた水着よりもっとすごい切れ込みだけれど……」
ルーク「アリエッタはともかく、ラルゴまで女用の水着を着ていたように見えたけど、気のせいだよな?」
ガイ「ああ、おまえは何も見なかった。そのままナタリアに目を塞いでもらっとけ」
ジェイド「戦装束、と片付けるには些か気合が入りすぎていますね。それに、二人から感じるこの異様な音素(フォニム)は……?」
アニス「……何のつもり? 根暗ッタのくせにそんなふざけたカッコしちゃって」
アリエッタ「ふざけてなんかない! これはハイグレ魔王様からいただいた神聖な衣装! バカにするのは許さないんだから! ハイグレ! ハイグレ!」
ティア「足を大きく開いて、水着の線に沿って手を振り上げる……なんだか不思議な動きね。かわいい……」
ルーク「何か言ったか?」
ティア「な、なんでもないわ」
ナタリア「それにしても彼女、心なしか頬を赤らめているように見えますわ。アリエッタ。何があったか教えてくださる?」
アリエッタ「アリエッタは必ずアニスを倒す。だから、絶対に負けない力が欲しいと願った。そうしたらハイグレ魔王様が応えてくれたの」
ルーク「その、ハイグレ魔王様? ってのは誰だ?」
ラルゴ?「ホッホッホ! アタシこそがハイグレ魔王。第八一九〇音素の意識集合体にして、この惑星の支配者!」
ジェイド「第八一九〇音素? その意識集合体ですって? バカな、理論上あり得ません」
ガイ「おいおいジェイドの旦那、こんなときにどうして目を輝かせてるんだ……?」
魔王「アタシはこの子の強い思いに惹かれて、力を授けてあげることにしたのよ。せっかくだから、横にいた男にこうして身体を貸してもらってるってワケ」
ナタリア「ラルゴ……あの体格で哀れな……」
魔王「ンフフ、強い男はアタシだぁい好きよ? ……ま、なんだか癪に障る声をしてる気がするけれど、取り憑けたのはきっとその縁のおかげね」
ティア「声?」
ジェイド「訊くだけ無駄でしょう。どうせメタネタです」
アリエッタ「アリエッタは魔王様にハイグレ人間にしてもらった。その恩を返すため、世界中の人間をアリエッタと同じハイグレ人間にする、です」
アニス「さっきから聞いてれば魔王様魔王様って……イオン様はどうしたの!? 私をここに呼んだのも、イオン様のことに決着をつけるためじゃなかったの!?」
アリエッタ「……でもイオン様は死んじゃった。もう、ハイグレ人間にしてあげることはできない。だったら、アリエッタがお仕えするのは魔王様しかいないの」
アニス「なら総長は!? あんたは総長の命令で――」
アリエッタ「人間をハイグレ人間に生まれ変わらせれば、総長の願いも叶うって魔王様が教えてくれた! 魔王様の言うことは絶対! アリエッタは魔王様のしもべなの!」
ナタリア「変わってしまいましたのね……。水着姿になってからのあなたは、まるで別人ですわ……」
アリエッタ「ハイグレェッ! ハイグレェッ! ハイグレェッ! あうぅ……! 魔王様……アリエッタをハイグレ人間にしてくれて、ありがとうござい、ますぅ……!」
アニス「アリエッタ……」
ジェイド「アリエッタの精神は、完全に魔王に支配されているようです。ですが考えようによっては、イオン様の死に苦しまずに済んでいる今の方が幸せなのかもしれません」
ルーク「だけど俺なら、そんな生き方は……嫌だ」
アリエッタ「魔王様のためにも、おまえたちをハイグレ人間にする! です! ハイグレ!」
ティア「ハイグレ人間、というのは、あの水着姿になって魔王に仕えるということなのかしら」
ガイ「おそらくはな。だが、美女の水着姿はともかく、俺たちはごめんだな」
ナタリア「あら? あなたの目も塞いで差し上げてもよくてよ?」
ガイ「だああ! 体に触るのだけはやめてくれ!」
アニス「……分かった。だけど、あんたが何のために戦うとしても、私の戦う理由は変わらない! みんなの仇討ちだよ!」
アリエッタ「……アニス、覚悟!」
アニス「音素ばくはーつ! 荒れ狂う殺劇の宴――」
アリエッタ「本気、出しちゃうんだから! ハイグレ! ハイグレ! ハイグレ!」
ジェイド「まずい! 音素が急激に高まっています!」
ルーク「そんなこと言っても目が!」
アニス「殺劇舞荒け――」
アリエッタ「――終わり! ハイグレライト!」
その後、彼らの(人間としての)行方を知る者は、誰もいなかった……。
いかがでしたでしょうか?
2/7に行われた、ござる氏の久々のリクエスト企画にて見事当選したのは、テイルズオブジアビスの幼女の妖獣のアリエッタ。
あれだけ集まったリクの中から選ばれてしまうとはなんて運がい――悪いことでしょうか。(念の為ですがリク主≠香取犬です。というか自分はリク企画等にはほとんど参加してないですはい)
自分がテイルズオブシリーズの熱狂的なファンだということは、香取犬の熱狂的なファンの皆さんであれば周知の事実かと思います。
特にアビスは原作を4周はしているかつ小説版もアニメ版も穴が空くほどリピートしているほどに好きなシリーズです。
んで、アリエッタといえば可愛い困り顔と不憫な生い立ちでプレイヤーの心を鷲掴みにしてくる恐るべき強敵です。あの居た堪れない最期は何度観ても胸が苦しくなります。
そんなアリエッタの幸せそうなハイグレポーズを見たら、どうしてもあの決闘シーンを改変したくなってしまったのです。
ござる氏には、こんなにも可愛らしいアリエッタを描いてくださったことと、SSを書く許可をくださったことを改めて感謝いたします。
書き出してみたら、アニスとアリエッタは仕方ないにせよ、他のメンバーが好き勝手喋りまくって手がつけられなくなってしまいました。荒れ狂うパロネタとメタネタの宴。
いやまあ、あんな緊迫した決闘の場にハイレグ着た幼女とおっさんがいたら……ギャグにしかならないでしょ。そうだ、アクション仮面と同じ声したコングマンがやれって! 俺は悪くねぇっ!
ちなみにツイッターの方ではSSを先行公開してましたが、ブログに載せるにあたってほんの少し改稿しています。どうしても入れたいと投稿後に思いついてしまったセリフでした。
大丈夫かなぁ……ハイグレ界隈にはアビス既プレイヤー多いイメージだし、某ハイグレ×テイルズ作家の人とかにレイディアント・ハウル打たれたりしないかな……。
と恐る恐るながらも、書いちゃったものはしょうがないので載っけた次第です。
なお、自分が一番好きなテイルズオブシリーズの作品はデスティニー2です。アビス以上にやり込んでます。
一周目からジューダスに「リ○ン=マグナス」という名前を付けてゲラゲラ笑いながらプレイしましたし、
DONA NOBIS PACEMを聞くとドラゴニュートの影がちらついて爆炎剣と岩斬滅砕陣でディバインセイバーの詠唱を邪魔しなきゃいけない衝動に駆られますし、
散葉塵! はっ! てっ! てっ! 蒼破刃! まだだ! 牙蓮蒼破刃! フレイムドライブ! のエンチャントメガ盛りMIXでオクトスラッシャーとりましたし、
SP分与からの秘奥義連発もできるようにしましたし、各キャラの装備のスロットも理想の8・7が揃うまでリファインしまくりましたし、完全ではないですが初期ハロに近い攻略もしましたし、
そうしてハロルドの詠唱速度とTP軽減をカンストさせてクレイジーコメットからのプリンセス・オブ・マーメイドまでUNKNOWNマグナ様に打ち込んでやりましたとも。
……要するに、ザレイズにここのところD2関連のイベントばかりで狂喜してたうえ、ハロルドがようやく参戦してD2メンバーが全員揃うのが嬉しくてたまらないって話でした。ついてこれなかった方には、マッハ青年になってしまってて申し訳ありません。
それにしても、リムルって短パンの下はハイレグだったんですね……よーく目を凝らしたら原作のドット絵もハイレグでした。今年になって知った驚愕の事実。
閑話休題、今後また二次創作をするかは分かりませんが、仮にやるとしてもやっぱり好きな作品でやりたいものですね。
そんな感じで。ではまたー
今まで散々「二次創作はしない」とか言ってたくせに、手のひら返しました。
自分が二次創作をしないのは、自分の中で二次創作に対する高いハードルがあるからです。キャラを掴んでいること、ストーリーを理解していること、その他諸々ひっくるめた思い入れがあった上で、かつ事前研究もしなければいけない。そこまでするのはタイムパフォーマンスが一次創作に比べてものすごく悪いからです。
(だからこそ原作愛に溢れた二次創作をしている創作者さんのことはすごいなと思っています)
ただ、やってできないことはないです。それに、元々大好きな作品であればハードルを超えるのも決して難しいことではないです。
あとちょっとだけ、背中を押してくれるきっかけさえあれば。
【NSFW】ハイグレ洗脳アリエッタ pic.twitter.com/3TMdujwM0S
— ござる@支援サイトよろしく (@ikidumi) February 8, 2020
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ハイグレ洗脳 アリエッタ | ござる
!?
あのアリエッタが……ハイグレ姿でこんなに幸せそうに……
もしあのときハイグレ人間だったら……あんな最期を遂げることはなかっただろうに……
そんな神の雷が脳裏を穿き、気づいたときには筆を執っていました。
前置きはこれくらいにして、ほんの短いSSですがお楽しみいただければと思います。
きっとこれは、第八一九〇譜石に記された未知の預言の一篇なのです。
アリエッタ「アニスはイオン様の仇! アリエッタはアニスに決闘を申し込む」
アニス「……受けて立ってあげるよ」
アリエッタ「場所は後で立会人から知らせる。逃げたら許さないから!」
ローレライ教団・導師イオンの導師守護役(フォンマスターガーディアン)であったアリエッタはしかし、あるとき突然その座をアニスに奪われた。事情も告げられず恩人との絆を割かれたアリエッタは、アニスを酷く恨んでいた。その後彼女は神託の盾(オラクル)騎士団六神将・妖獣のアリエッタとして、ルークやアニスの旅路の途中で何度も激突した。
唯一ルークたちがアリエッタの援護を受けたのも、連れ去られたイオンを救出するためという利害の一致から。しかしそもそもその窮地を招いたのは、他ならぬ現・導師守護役であるはずのアニスだった。アニスは、導師の存在を良しとしない敵対派閥のスパイであったのだ。両親を人質に取られやむを得ず導師誘拐任務を遂行したアニスだったが、それが引き金となり最終的にはイオンの命を奪ってしまう。
アリエッタは激昂し、命を賭してでも因縁に決着をつけることを決めた。同じく六神将である黒獅子ラルゴから指定された決闘の地に向かうルークたちだったが……。
ラルゴ?「やれやれ、待ちかねたわよ」
アリエッタ「待ちかねた……です! ハイグレ!」
ルーク「アリエッタ、それにラルゴまで!? 何だその格好!」
ナタリア「ルーク! あんな破廉恥なもの、見てはいけませんわ!」
ガイ「おいおい、ありゃ何かの冗談か?」
ジェイド「ガイ、説明を」
ガイ「無茶言うなよ!」
ティア「……ピンク色の水着、よね? 私がスパで借りた水着よりもっとすごい切れ込みだけれど……」
ルーク「アリエッタはともかく、ラルゴまで女用の水着を着ていたように見えたけど、気のせいだよな?」
ガイ「ああ、おまえは何も見なかった。そのままナタリアに目を塞いでもらっとけ」
ジェイド「戦装束、と片付けるには些か気合が入りすぎていますね。それに、二人から感じるこの異様な音素(フォニム)は……?」
アニス「……何のつもり? 根暗ッタのくせにそんなふざけたカッコしちゃって」
アリエッタ「ふざけてなんかない! これはハイグレ魔王様からいただいた神聖な衣装! バカにするのは許さないんだから! ハイグレ! ハイグレ!」
ティア「足を大きく開いて、水着の線に沿って手を振り上げる……なんだか不思議な動きね。かわいい……」
ルーク「何か言ったか?」
ティア「な、なんでもないわ」
ナタリア「それにしても彼女、心なしか頬を赤らめているように見えますわ。アリエッタ。何があったか教えてくださる?」
アリエッタ「アリエッタは必ずアニスを倒す。だから、絶対に負けない力が欲しいと願った。そうしたらハイグレ魔王様が応えてくれたの」
ルーク「その、ハイグレ魔王様? ってのは誰だ?」
ラルゴ?「ホッホッホ! アタシこそがハイグレ魔王。第八一九〇音素の意識集合体にして、この惑星の支配者!」
ジェイド「第八一九〇音素? その意識集合体ですって? バカな、理論上あり得ません」
ガイ「おいおいジェイドの旦那、こんなときにどうして目を輝かせてるんだ……?」
魔王「アタシはこの子の強い思いに惹かれて、力を授けてあげることにしたのよ。せっかくだから、横にいた男にこうして身体を貸してもらってるってワケ」
ナタリア「ラルゴ……あの体格で哀れな……」
魔王「ンフフ、強い男はアタシだぁい好きよ? ……ま、なんだか癪に障る声をしてる気がするけれど、取り憑けたのはきっとその縁のおかげね」
ティア「声?」
ジェイド「訊くだけ無駄でしょう。どうせメタネタです」
アリエッタ「アリエッタは魔王様にハイグレ人間にしてもらった。その恩を返すため、世界中の人間をアリエッタと同じハイグレ人間にする、です」
アニス「さっきから聞いてれば魔王様魔王様って……イオン様はどうしたの!? 私をここに呼んだのも、イオン様のことに決着をつけるためじゃなかったの!?」
アリエッタ「……でもイオン様は死んじゃった。もう、ハイグレ人間にしてあげることはできない。だったら、アリエッタがお仕えするのは魔王様しかいないの」
アニス「なら総長は!? あんたは総長の命令で――」
アリエッタ「人間をハイグレ人間に生まれ変わらせれば、総長の願いも叶うって魔王様が教えてくれた! 魔王様の言うことは絶対! アリエッタは魔王様のしもべなの!」
ナタリア「変わってしまいましたのね……。水着姿になってからのあなたは、まるで別人ですわ……」
アリエッタ「ハイグレェッ! ハイグレェッ! ハイグレェッ! あうぅ……! 魔王様……アリエッタをハイグレ人間にしてくれて、ありがとうござい、ますぅ……!」
アニス「アリエッタ……」
ジェイド「アリエッタの精神は、完全に魔王に支配されているようです。ですが考えようによっては、イオン様の死に苦しまずに済んでいる今の方が幸せなのかもしれません」
ルーク「だけど俺なら、そんな生き方は……嫌だ」
アリエッタ「魔王様のためにも、おまえたちをハイグレ人間にする! です! ハイグレ!」
ティア「ハイグレ人間、というのは、あの水着姿になって魔王に仕えるということなのかしら」
ガイ「おそらくはな。だが、美女の水着姿はともかく、俺たちはごめんだな」
ナタリア「あら? あなたの目も塞いで差し上げてもよくてよ?」
ガイ「だああ! 体に触るのだけはやめてくれ!」
アニス「……分かった。だけど、あんたが何のために戦うとしても、私の戦う理由は変わらない! みんなの仇討ちだよ!」
アリエッタ「……アニス、覚悟!」
アニス「音素ばくはーつ! 荒れ狂う殺劇の宴――」
アリエッタ「本気、出しちゃうんだから! ハイグレ! ハイグレ! ハイグレ!」
ジェイド「まずい! 音素が急激に高まっています!」
ルーク「そんなこと言っても目が!」
アニス「殺劇舞荒け――」
アリエッタ「――終わり! ハイグレライト!」
その後、彼らの(人間としての)行方を知る者は、誰もいなかった……。
いかがでしたでしょうか?
2/7に行われた、ござる氏の久々のリクエスト企画にて見事当選したのは、テイルズオブジアビスの
あれだけ集まったリクの中から選ばれてしまうとはなんて運がい――悪いことでしょうか。(念の為ですがリク主≠香取犬です。というか自分はリク企画等にはほとんど参加してないですはい)
自分がテイルズオブシリーズの熱狂的なファンだということは、香取犬の熱狂的なファンの皆さんであれば周知の事実かと思います。
特にアビスは原作を4周はしているかつ小説版もアニメ版も穴が空くほどリピートしているほどに好きなシリーズです。
んで、アリエッタといえば可愛い困り顔と不憫な生い立ちでプレイヤーの心を鷲掴みにしてくる恐るべき強敵です。あの居た堪れない最期は何度観ても胸が苦しくなります。
そんなアリエッタの幸せそうなハイグレポーズを見たら、どうしてもあの決闘シーンを改変したくなってしまったのです。
ござる氏には、こんなにも可愛らしいアリエッタを描いてくださったことと、SSを書く許可をくださったことを改めて感謝いたします。
書き出してみたら、アニスとアリエッタは仕方ないにせよ、他のメンバーが好き勝手喋りまくって手がつけられなくなってしまいました。荒れ狂うパロネタとメタネタの宴。
いやまあ、あんな緊迫した決闘の場にハイレグ着た幼女とおっさんがいたら……ギャグにしかならないでしょ。そうだ、アクション仮面と同じ声したコングマンがやれって! 俺は悪くねぇっ!
ちなみにツイッターの方ではSSを先行公開してましたが、ブログに載せるにあたってほんの少し改稿しています。どうしても入れたいと投稿後に思いついてしまったセリフでした。
大丈夫かなぁ……ハイグレ界隈にはアビス既プレイヤー多いイメージだし、某ハイグレ×テイルズ作家の人とかにレイディアント・ハウル打たれたりしないかな……。
と恐る恐るながらも、書いちゃったものはしょうがないので載っけた次第です。
なお、自分が一番好きなテイルズオブシリーズの作品はデスティニー2です。アビス以上にやり込んでます。
一周目からジューダスに「リ○ン=マグナス」という名前を付けてゲラゲラ笑いながらプレイしましたし、
DONA NOBIS PACEMを聞くとドラゴニュートの影がちらついて爆炎剣と岩斬滅砕陣でディバインセイバーの詠唱を邪魔しなきゃいけない衝動に駆られますし、
散葉塵! はっ! てっ! てっ! 蒼破刃! まだだ! 牙蓮蒼破刃! フレイムドライブ! のエンチャントメガ盛りMIXでオクトスラッシャーとりましたし、
SP分与からの秘奥義連発もできるようにしましたし、各キャラの装備のスロットも理想の8・7が揃うまでリファインしまくりましたし、完全ではないですが初期ハロに近い攻略もしましたし、
そうしてハロルドの詠唱速度とTP軽減をカンストさせてクレイジーコメットからのプリンセス・オブ・マーメイドまでUNKNOWNマグナ様に打ち込んでやりましたとも。
……要するに、ザレイズにここのところD2関連のイベントばかりで狂喜してたうえ、ハロルドがようやく参戦してD2メンバーが全員揃うのが嬉しくてたまらないって話でした。ついてこれなかった方には、マッハ青年になってしまってて申し訳ありません。
それにしても、リムルって短パンの下はハイレグだったんですね……よーく目を凝らしたら原作のドット絵もハイレグでした。今年になって知った驚愕の事実。
閑話休題、今後また二次創作をするかは分かりませんが、仮にやるとしてもやっぱり好きな作品でやりたいものですね。
そんな感じで。ではまたー
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No title
お呼びとあらば何処へなりと、牙蓮様カレーに山椒!(それゲストキャラの時
そして季節外れに打ち上げるぜぇっ! 鳳凰、大火輪っ!!(それも本編違うっ!
――とまぁ冗談は置いといて、自称「ハイグレ×テイルズSS作家」としてこの作品にコメントしないわけにはいかないでしょう。
香取犬さんの新作が来ているなぁ~と思い開いてみればもうびっくり!
まさかの二次創作!? しかもテイルズで!? その上リク絵とコラボ! そして意外や意外、会話劇スタイルですと!!?
何気に一番驚いたのは作風かもしれません。
小説を書くならしっかり描写したい派なのかなと勝手に思ってただけに、このスタイルは正直意外でした。
ですが読んでみると話の屋台骨はしっかりしているしテンポもいい、その上キャラの個性が活き活きと描き出されている。
会話劇ならではの長所が遺憾なく発揮されており、さすがの完成度だと感服致しました。
(私だったら踏み入れた地点でチーグルの森描写したくなっちゃうだろうし、丁度今日投稿した拙作と見比べ反省です)
そして具体的な内容もファン心をくすぐられるばかりで
・冒頭の状況説明、簡潔で凄く分かり易い! 詳しく語らなくとも「守護役」や「騎士団」といった文言から未プレイヤーでも何となく察せそうですし、ライガクイーンなしにアリエッタを語る我慢と勇気に万雷の拍手を送りたいです。
・「ガイ、説明を」から始まる怒涛の名言ラッシュ。もう溢れんばかりのテイルズ愛を感じさせると共に、あぁテイルズ一纏まりのないアビスパーティっぽさ出てるなぁ~と微笑ましく思いました。そして最初、ルークの目を塞いだナタリアの行動にそんな事するかなぁと疑問を抱けば、まさかの女性恐怖症描くための伏線だった! かなりの短編なのにしっかり仕込まれているとは、まさにお見事!!
・そしてテイルズに限らずクレヨンしんちゃん側の「あの体格で哀れな……」まで取り入れられるとは、拘りますねぇ~。しかもそれをナタリアに言わせる趣深さと言ったら! ギリギリ本当の関係性を知らないこの瞬間だからこそ映える、他人事として突き放した言葉の奥行きが輝いてますねぇ~。
・アリエッタ、勝てて良かった。自分でもやっておきながら、やはり術技のハイグレ化はニヤッとしちゃいますね(笑) イラストを目にした直後だからこそ、その無様さが刺さりますね。
といった点が特に印象に残りましたかね。
最後までハイグレ×テイルズ小説のツボ所を押さえてあってとても練られているなぁと思いました。
確かに仰る通り、二次創作は事前研究に相当時間掛かりますから難しい所ですよね。(そしてテイルズはそのままチャット集とか見始めて脱線していく事なんてままある……)
とはいえもうこれっきりになってしまうのは残念だな、他の作品も読んでみたいなと素直に思います。
……長々と失礼しました。
執筆お疲れ様です、また機会がありましたらチャレンジしてみてください。
私と「ハイグレ×テイルズSS作家同盟」組んでみましょうよっ!(笑)
そして季節外れに打ち上げるぜぇっ! 鳳凰、大火輪っ!!(それも本編違うっ!
――とまぁ冗談は置いといて、自称「ハイグレ×テイルズSS作家」としてこの作品にコメントしないわけにはいかないでしょう。
香取犬さんの新作が来ているなぁ~と思い開いてみればもうびっくり!
まさかの二次創作!? しかもテイルズで!? その上リク絵とコラボ! そして意外や意外、会話劇スタイルですと!!?
何気に一番驚いたのは作風かもしれません。
小説を書くならしっかり描写したい派なのかなと勝手に思ってただけに、このスタイルは正直意外でした。
ですが読んでみると話の屋台骨はしっかりしているしテンポもいい、その上キャラの個性が活き活きと描き出されている。
会話劇ならではの長所が遺憾なく発揮されており、さすがの完成度だと感服致しました。
(私だったら踏み入れた地点でチーグルの森描写したくなっちゃうだろうし、丁度今日投稿した拙作と見比べ反省です)
そして具体的な内容もファン心をくすぐられるばかりで
・冒頭の状況説明、簡潔で凄く分かり易い! 詳しく語らなくとも「守護役」や「騎士団」といった文言から未プレイヤーでも何となく察せそうですし、ライガクイーンなしにアリエッタを語る我慢と勇気に万雷の拍手を送りたいです。
・「ガイ、説明を」から始まる怒涛の名言ラッシュ。もう溢れんばかりのテイルズ愛を感じさせると共に、あぁテイルズ一纏まりのないアビスパーティっぽさ出てるなぁ~と微笑ましく思いました。そして最初、ルークの目を塞いだナタリアの行動にそんな事するかなぁと疑問を抱けば、まさかの女性恐怖症描くための伏線だった! かなりの短編なのにしっかり仕込まれているとは、まさにお見事!!
・そしてテイルズに限らずクレヨンしんちゃん側の「あの体格で哀れな……」まで取り入れられるとは、拘りますねぇ~。しかもそれをナタリアに言わせる趣深さと言ったら! ギリギリ本当の関係性を知らないこの瞬間だからこそ映える、他人事として突き放した言葉の奥行きが輝いてますねぇ~。
・アリエッタ、勝てて良かった。自分でもやっておきながら、やはり術技のハイグレ化はニヤッとしちゃいますね(笑) イラストを目にした直後だからこそ、その無様さが刺さりますね。
といった点が特に印象に残りましたかね。
最後までハイグレ×テイルズ小説のツボ所を押さえてあってとても練られているなぁと思いました。
確かに仰る通り、二次創作は事前研究に相当時間掛かりますから難しい所ですよね。(そしてテイルズはそのままチャット集とか見始めて脱線していく事なんてままある……)
とはいえもうこれっきりになってしまうのは残念だな、他の作品も読んでみたいなと素直に思います。
……長々と失礼しました。
執筆お疲れ様です、また機会がありましたらチャレンジしてみてください。
私と「ハイグレ×テイルズSS作家同盟」組んでみましょうよっ!(笑)
Re:
>牙蓮氏
やはり現れたなアビスオレンジ!
本編の半分にも及ぶ長大なコメントをありがとうございます。
>小説を書くならしっかり描写したい派なのかなと勝手に思ってただけに、このスタイルは正直意外でした。
会話劇形式なのは、ござる氏とSSを書く約束をしてから短時間で書いた(その頃忙しくて時間を割けなかった)ため、省エネを念頭に置いていたのが最も大きな理由ではあります。
しかしそうでなくても自分は元々、描写は可能な限り削るべきという信念は持っています。特に、
>冒頭の状況説明、簡潔で凄く分かり易い!
と言ってもらえたように今回の説明はアニスとアリエッタとイオンの関係に絞って最小限しかしませんでした。ライガクイーンも、大詠師モースも、ヴァン総長すら、この話の説明には必要ではないと断腸の思いで切り捨てました。
>アビスパーティっぽさ
まとまりがなく、いかなるときもマイペース。アニス以外は深刻さの欠片もない普段どおりのやり取りになってしまいましたが、「アビスらしい」と思っていただければ成功ですね。
ガイには負担を掛けすぎてしまったなと反省してるんですが、よく考えてみれば原作でも彼は同じくらいツッコミ疲れてますしまあいいかなって←
>クレヨンしんちゃん側の「あの体格で哀れな……」まで取り入れられるとは
声優つながりでラルゴを両作品の架け橋にするアイデアが最初からあったので、であればぜひナッちゃんに言わせたいなと。
仰るとおり、この決闘のタイミングもストーリー進行的にちょうど良かったんですよね。
>術技のハイグレ化
そういやアリエッタの第二秘奥義って「イービル『ライト』」だったなぁ→しかもピンクっぽいしビーム出してるしこれもうハイグレ化しろって言ってるもんだよね?(言ってない)
という感じで。元のアリエッタを蹂躙、あるいは冒涜してる背徳感があってこれはなかなか……。
牙蓮さんに「ハイグレ×テイルズSS作家」として認めていただけて大変光栄です。
が、再三言っているようにテイルズに限らず二次創作はほっとんどしないので次があるかどうか……。
まあ、アビスシルバーが仲間になるくらいの期待率でお待ち下さいな。
やはり現れたなアビスオレンジ!
本編の半分にも及ぶ長大なコメントをありがとうございます。
>小説を書くならしっかり描写したい派なのかなと勝手に思ってただけに、このスタイルは正直意外でした。
会話劇形式なのは、ござる氏とSSを書く約束をしてから短時間で書いた(その頃忙しくて時間を割けなかった)ため、省エネを念頭に置いていたのが最も大きな理由ではあります。
しかしそうでなくても自分は元々、描写は可能な限り削るべきという信念は持っています。特に、
>冒頭の状況説明、簡潔で凄く分かり易い!
と言ってもらえたように今回の説明はアニスとアリエッタとイオンの関係に絞って最小限しかしませんでした。ライガクイーンも、大詠師モースも、ヴァン総長すら、この話の説明には必要ではないと断腸の思いで切り捨てました。
>アビスパーティっぽさ
まとまりがなく、いかなるときもマイペース。アニス以外は深刻さの欠片もない普段どおりのやり取りになってしまいましたが、「アビスらしい」と思っていただければ成功ですね。
ガイには負担を掛けすぎてしまったなと反省してるんですが、よく考えてみれば原作でも彼は同じくらいツッコミ疲れてますしまあいいかなって←
>クレヨンしんちゃん側の「あの体格で哀れな……」まで取り入れられるとは
声優つながりでラルゴを両作品の架け橋にするアイデアが最初からあったので、であればぜひナッちゃんに言わせたいなと。
仰るとおり、この決闘のタイミングもストーリー進行的にちょうど良かったんですよね。
>術技のハイグレ化
そういやアリエッタの第二秘奥義って「イービル『ライト』」だったなぁ→しかもピンクっぽいしビーム出してるしこれもうハイグレ化しろって言ってるもんだよね?(言ってない)
という感じで。元のアリエッタを蹂躙、あるいは冒涜してる背徳感があってこれはなかなか……。
牙蓮さんに「ハイグレ×テイルズSS作家」として認めていただけて大変光栄です。
が、再三言っているようにテイルズに限らず二次創作はほっとんどしないので次があるかどうか……。
まあ、アビスシルバーが仲間になるくらいの期待率でお待ち下さいな。